GitHub Projects の日付関連のフィールドのフィルター方法をまとめてみた

GitHub Projects の日付関連のフィールドのフィルター方法をまとめてみた

Clock Icon2024.02.16

こんにちは、CX 事業本部製造ビジネステクノロジー部の若槻です。

GitHub Projects では、プロジェクト内のアイテムのフィールドを条件にしてフィルターをしたり、カスタマイズされたビューを作成することができます。

今回は、GitHub Projects の日付関連のフィールドのフィルター方法をまとめてみました。

まとめ

日付関連のフィールドには、既定の last-updated、日付、およびイテレーションの 3 つの種類があります。

last-updated

last-updated は、プロジェクト内のアイテムに既定で備わっているフィールドで、アイテムが最後に更新された日付を示します。

last-updated を使用したフィルターの構文には、以下のようなものがあります。

説明
last-updated:7days 7 日以上前に更新された
-last-updated:1day 1 日以内に更新された
-last-updated:7days 7 日以内に更新された

注意点

使える構文は day だけで、weekmonth は使えません。

日付フィールド

カスタムフィールドとして、フィールドタイプが Data のフィールド(日付フィールド)をプロジェクトに追加することができます。

日付フィールドを使用したフィルターの構文には、以下のようなものがあります。

説明
hoge-date:@today 日付が今日
hoge-date:@today..@today+7 日付が今日から7日後まで
hoge-date:>=@today 日付が今日以降
hoge-date:<@today 日付が昨日以前
no:"hoge date” 日付が未設定
hoge-date:>=2024-02-01 日付が指定以降
hoge-date:2024-01-01..2024-12-31 日付が指定期間

イテレーションフィールド

カスタムフィールドとして、フィールドタイプが Iteration のフィールド(イテレーションフィールド)をプロジェクトに追加することができます。イテレーションフィールドを使うことにより、アイテムをスクラムイベントなどのイテレーションに関連付けることができます。

説明
hoge-iteration:@current 現在のイテレーション
hoge-iteration:@previous 前のイテレーション
hoge-iteration:@next 次のイテレーション
hoge-iteration:@current..@current+3 現在から次の3つのイテレーションまで
hoge-iteration:"hogeIteration 1" 「hogeIteration 1」のイテレーション
no:"hoge iteration” イテレーションが未設定

注意点

ドキュメントには、hoge-iteration:>"hogeIteration 1" のような不等号を使用した「指定のイテレーション以前」の項目を表示する例がありましたが、実際に試してみたところ、Invalid Value というエラーが発生しました。原因は分かりませんでしたが、現時点では不等号を使用したイテレーションのフィルターはできないようです。

おわりに

GitHub Projects の日付関連のフィールドのフィルター方法のまとめでした。

調べてみると結構柔軟なフィルターが可能であることが分かりました。そもそもイテレーションフィールドについては使用可能であること自体知りませんでした。

以上

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